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直接予約を増やす77個の施策アイデア
ホテルの利益率を高めるには、OTAに依存した経営から脱却して公式サイトからの直接予約を増やすことが重要です。
では、自社予約を増やすためには何をしたら良いでしょうか。あなたはいくつの手段をあげられますか?
本記事では、4フェーズ・15カテゴリに分けて、77施策を洗い出しました。
簡易診断リスト:あなたの課題はどこですか?
□ Googleマップ月間表示回数が少ない・SNSフォロワーが伸びていない
【診断】そもそも見つけてもらえていない
→フェーズ1へ□ 公式サイトの月間訪問数は一定あるが予約が少ない(CVR1%未満)
【診断】予約動線に問題がある
→フェーズ2へ□OTA経由の予約比率が80%以上
【診断】直接予約への導線が弱い
→フェーズ2・4へ□ レビューに「思っていたのと違う」系のコメントがある
【診断】宿泊体験への不満やミスマッチが起きている
→フェーズ3へ□ Googleレビューが100件未満、または返信できていない
【診断】口コミ・レビュー不足
→フェーズ1・4へ□ 2回目以上の来館者が10%未満
【診断】一見客ばかりで、リピーターが育っていない
→フェーズ4へ
もっとシンプルに実施しやすい施策に絞りたい!方におすすめの記事はこちら

本資料の構成
本ドキュメントは、以下の順番で構成されています。
課題の簡易診断リスト
フェーズ0. 土台作り
フェーズ1. 認知の拡大(新規を集める)
→ フェーズ2. 予約率UP(来た人を予約に変える)
→ フェーズ3. 宿泊満足度UP(体験価値を高める)
→ フェーズ4. リピーター育成(また来たいと思わせる)
そして 4→1で、レビュー・口コミを通じてお客様がさらに広がるサイクルを生み出します。
ただし、施策の優先順は施設の状況によって異なります。たとえばCVRを改善せずに認知拡大施策から始めても、せっかく認知したお客様を受け止める器がない状態になってしまいます(詳しくはこちら)。まずは「0. 土台作り」を読んでいただき、自施設の穴がどこにあるかを確認してから施策の優先順位を決めましょう。
- 直接予約を増やす77個の施策アイデア
- 簡易診断リスト:あなたの課題はどこですか?
- 本資料の構成
- フェーズ0. 土台づくり
- カスタマージャーニーマップを描く
- フェーズ1. 認知の拡大
- SNS
- MEO(Googleマップ最適化)
- SEO・AIO
- その他
- フェーズ2. 予約率UP
- 公式サイトの導線設計
- 予約システムの選択
- 価格戦略(レベニューマネジメント)
- 公式限定プランや特典の充実
- フェーズ3. 宿泊満足度UP
- 期待値調整
- 質の高い体験
- フェーズ4. リピーター育成
- お客様接点の維持
- リピーター限定の特典
- 口コミ返信
- CRM・お客様情報の蓄積
- OTA脱却の成功事例
- まとめ
- CHILLNNでできること・機能まとめ
- OTA依存度を減らし、直販を増やしたい方のためのご相談会を実施中です!
フェーズ0. 土台づくり
カスタマージャーニーマップを描く
施策を実行する前に、ゲストの購買行動を「情報収集→比較検討→予約→予約後〜宿泊前→宿泊体験→宿泊後」の6ステップに分解し、各ステップの「感情」「行動」「接触メディア」「対応アクション」を1枚のマップにまとめてみてください。
▼カスタマージャーニーの骨格(詳しくはこちら)

事実ベースで全体像を描くことで初めて、どこに穴があり、どの打ち手が最も効くのかがわかります。
フェーズ1以後の施策の優先順位を判断するための土台として活用してください。
フェーズ1. 認知の拡大
まだ施設を知らない潜在層に「存在を知ってもらう」フェーズです。
SNS
1. Instagram公式アカウント運用 ★おすすめ!
Instagramフォロワーが500人以上の施設は直販予約数が4.1倍になり、ハイライト(お部屋・案内など)を整理した施設では1.8倍になるという調査データもあります(詳しくはこちら)。
投稿コンセプトは「商品ではなく世界観を撮る」を徹底し、SNSの役割を「雰囲気の素敵さ」の伝達に特化させるのがおすすめです。客室・料理・ロケーションの写真・動画を週3回以上投稿し、旅行意向層に認知拡大しましょう。(詳しくはこちら)
2. Threads公式アカウント運用
テキスト中心の投稿でホテルのウリや日常を発信しましょう。テキストメディアなのでInstagramに比べて制作コストが低く、1日複数投稿でも違和感がありません。
Threadsは投稿内容と関連性の高いターゲット層に自動的にリーチするアルゴリズムが特徴です。1投稿の数字に振り回されず、継続を重視しましょう。(詳細はこちら)
3. TikTok公式アカウント運用
10-20代若年層や韓国・台湾などインバウンド客にリーチしたい場合におすすめです。15〜60秒の短尺動画で施設の雰囲気を発信しましょう。
4. YouTube公式チャンネル運用
客室紹介・チェックイン体験・料理シーンを動画化し、検索流入とブランディングを両立しましょう。概要欄をしっかりと記載することでAIO対策にもつながります。
5. Instagram広告・Facebook広告の出稿
旅行意向ターゲットや類似オーディエンスに写真・動画広告を配信する手段です。どの広告の反応が良かったかを分析し、次に活かしてPDCAを回しましょう。
6. 旅行インフルエンサーとのコラボ
フォロワー1万〜10万規模のマイクロインフルエンサーに宿泊体験を発信してもらうことも効果的です。インフルエンサー専用の割引コードを発行すれば、流入経路の計測と拡散効果の両立が可能です。(詳細はこちら)
7. SNSファネル分析の実施
「SNS閲覧数→予約ページ訪問者数→予約件数」のファネルを設定し、どこにボトルネックがあるかを定期的に可視化しましょう。独立系ホテルの平均予約コンバージョンは0.73%・ホテルグループは1.9%が業界ベンチマークと言われています。Google Analyticsを設定することで無料で計測可能です。(詳しくはこちら)
▼Instagramからの動線例(詳しくはこちら)

CHILLNNでは、InstagramなどのSNSから接続する予約サイトを作成できます。豊富なデザインで宿の世界観を崩さずに宿の詳細を伝えられるのが特徴です。

MEO(Googleマップ最適化)
8. Googleビジネスプロフィール基本整備 ★おすすめ!
施設名・住所・電話・カテゴリ・営業時間を正確に登録し、Googleマップ検索での上位表示を狙いましょう。Googleは「関連性(情報の正確さ)」「知名度(口コミ・外部露出)」「距離(位置情報)」の3軸で評価しており、関連性と知名度は自施設である程度コントロール可能です。情報の正確性・一貫性の維持はMEO対策の土台となります(詳しくはこちら)
9. Googleビジネスプロフィール写真の定期更新 ★おすすめ!
外観・客室・共用スペース・料理を多角的に掲載し、月1〜2回更新してプロフィールの鮮度を保ちましょう。Googleマップの高品質写真は直販数と2.0倍の相関があるという調査もあり、写真の質は集客効果に直結します。(詳しくはこちら)
10. Googleビジネスプロフィール投稿機能の活用
イベント・季節プラン・お知らせを投稿し、Googleマップ検索結果での露出を強化しましょう。投稿にはキャンペーン・季節情報・近隣イベント情報などが有効です。施設が積極的に発信していることはゲストの好印象にもつながります(詳しくはこちら)。
11. Google無料予約リンク(Free Booking Links)の設定
Googleマップの検索結果に自社予約ページへのリンクを無料で表示する手段です。自社予約ページとGoogleビジネスプロフィールを連携するだけで設定でき、直販の予約導線を確保できます。(詳細はこちら)
12. Google Hotel Ads(有料)への出稿
Googleマップ上の「地名 ホテル」といった検索結果に表示される広告です。OTAと並んで自社料金と予約ボタンを表示し、直接予約を獲得できます。ただし設定が複雑、OTAとの価格競争になるなど注意点も必要です。
13. Google・Yahoo!リスティング広告
ユーザーが検索したキーワードに連動してテキスト広告で表示される広告です。「地域名 ホテル」などの指名・カテゴリキーワードに入札し、検索連動型広告で流入を獲得するのも1つの方法です。
CHILLNNでは、Google無料予約リンクの設定ができます(民泊は現在は設定できません)。詳しくはこちらをご覧下さい。

SEO・AIO
14. SEO対策(地域名×目的キーワード)
「箱根 子連れ ホテル」「京都 記念日 旅館」など狙うキーワードを設定し、公式サイトに情報を充実させることで検索上位を狙う方法です。既存の客室ページやプランページも、タイトルや見出しを見直すだけで効果が変わると言われています。
15. コンテンツSEO(周辺観光ブログ記事)
「◯◯エリアの観光スポット10選」など旅行者が検索するコンテンツで流入を増やす方法です。流入の多いまとめサイトに掲載依頼したり、ブログや解説記事など、検索キーワードを考慮した良質なコンテンツを作ることが重要になります。
AIO(AI検索・AI Overview最適化)
ChatGPT・Gemini・Google AI Overviewなど、AIが旅行先を推薦する時代に「AIに選ばれる宿」になるための施策です。従来のSEOとは異なる視点が求められます。
AIOとは? 「AI Optimization」の略。GoogleのAI Overviewや対話型AI検索(ChatGPT等)が「おすすめのホテルは?」という質問に回答する際、自施設が推薦されるよう情報・コンテンツ・評判を最適化する取り組みのこと。GEO,LLMOとも。
16. 施設情報の正確性・一貫性の統一(NAP管理) ★おすすめ!
施設名・住所・電話番号・特徴をGoogleビジネスプロフィール・OTA・自社サイトで完全に一致させ、AIが正確に認識できる情報基盤をつくる施策です。MEO対策(#8)とも連動します。
17. 構造化データ(Schema.org)の実装
自社サイトに構造化データを実装し、AIがコンテンツを正確に読み取れるようにする方法です。ただしGoogleが「AI検索向けに特別な構造化データは不要」という声明を出しており、今後もアルゴリズムが変わる可能性もあるため優先度は下げて良いと考えられます。
18. AIに引用されやすいコンテンツ整備(説明文・推薦コンテンツ・FAQ)
「どんな人に向いているか・どんな体験ができるか」をAIが引用しやすい結論ファーストの簡潔な文体で書いた説明文、「温泉好きカップルに最適」「ワーケーション派に人気」など属性別の推薦コンテンツ、「ペットと泊まれますか?」「温泉は何時まで?」といったFAQをサイトに掲載することでAI検索での引用率を高められると言われています。
19. E-E-A-T強化(経験・専門性・権威性・信頼性)
受賞歴・雑誌掲載・創業年数・オーナープロフィールなどをサイトに明示すると、AIが信頼できる情報源として認識しやすくなります。
20. Googleクチコミ数・評点の向上(AI推薦への直接影響) ★おすすめ!
GoogleをはじめとするレビューはAI OverviewやGeminiの推薦根拠になるため、件数と評点を継続的に改善しましょう。口コミ100件以上・評点4.0以上を中期目標として設定すると良いでしょう。
21. 旅行メディア・ブログからの被リンク獲得(AIO目的)
AIは権威あるサイトからの言及を重視します。旅行メディア・地域サイトといった第三者メディアからのリンク・記事掲載を積極的に獲得しましょう。もちろん、口コミ記事はゲストにも有効です。(詳しくはこちら)
22. Wikipedia・地域観光ページへの情報掲載
AIが信頼情報源として参照するWikipediaや自治体観光ページへの施設情報掲載を申請する方法です。AIOの権威性獲得だけでなく、人間の旅行者の目に触れやすくなるという利点もありますが、掲載が難しいという欠点もあります。
23. 定期的なAIOモニタリングと改善サイクルの確立
ChatGPT・Gemini・Google AI Overviewなどで「エリア名+宿泊」などと検索した際に自施設が推薦されているかを定期的に計測・記録しましょう。モニタリング結果をもとに「自施設が推薦されていないプロンプト」を特定し、コンテンツ・口コミ・情報を改善するPDCAサイクルを回すことが大切です。
CHILLNNでは、施設・プラン・客室の情報を構造化データとして出力し、検索エンジンやAIが内容を解釈しやすくしています。
また、予約ページは共用ドメイン(chillnn.com)上にあるため、施設が新規ドメインを立てる場合に比べ、検索エンジンに見つけてもらいやすい面があります。
その他
その他のデジタルメディアやオフラインのチャネルで認知拡大・関係構築を行う施策です。
24. プレスリリース配信
新プラン・リノベーション・受賞情報があればPR TIMESへ配信しメディア露出を狙いましょう。メディアが取材したくなるような情報のまとめ方が重要です。
25. 旅行系メディア・ブログへの掲載依頼
旅行特化メディアへ取材依頼・広告掲載し、検討層への認知拡大と被リンク獲得を行いましょう。この施策で獲得した被リンクはAIO上の権威性向上としても機能します。
26. ふるさと納税返礼品としての掲載
ふるさと納税経由で初回接点をつくり、公式サイト直接予約へ誘導する方法です。
27. 海外OTA(Booking.com等)の認知活用
OTAは手数料が高いですが認知には重要な手段です。海外OTAを「認知チャネル」と割り切り、宿泊後にリピーターとして直接予約へ誘導するフロー設計を行うことも1つの手段です。
28. 地元飲食店・体験施設とのコラボ企画 ★おすすめ!
地元の体験・ガイドツアー・飲食店などとセットにした「ここでしか買えない」プラン商品を開発するのも良いでしょう。地元施設と連携するときは、相互送客や関係構築も重要です(例はこちら)
29. 法人・企業への営業
近隣企業の総務・人事担当者へアプローチし、出張・研修・福利厚生契約を獲得しましょう。先に#58(法人・福利厚生プランの設定)で提案できるプランを整備しておくことも大切です。
30. ダイレクトメール(DM)の送付
既存お客様住所リストへ季節プラン等のDMを年に数回送付し、再来訪を促しましょう。施設を想起してもらう機会としても有効です。
31. 地域イベントへの参加
地域のイベントに参加することで地元メディア露出と認知拡大を図りましょう。地域イベントへの参加は自然な外部引用と口コミ誘発につながり、GoogleのMEO評価(関連性・知名度)の向上にも寄与します。(詳しくはこちら)
▼地元とのコラボ例(詳しくはこちら)

CHILLNNではシークレットプランや日帰りプランが作れることから、ふるさと納税の返礼品やイベントのチケットとしても予約ページを使っていただいている例が多くあります。(詳しくはこちら)
フェーズ2. 予約率UP
ホテルのwebサイトに訪れたユーザーが「ここで予約したい/できそう」と思う仕組みをつくるフェーズです。
公式サイトの導線設計
公式HPへ来訪したユーザーを直接予約へ導くUX・動線の施策です。
32. スマートフォン最適化(レスポンシブ対応) ★おすすめ!
現在はホテルはスマートフォンからの予約が主流となっているため、スマホ優先で設計する必要があります。公式HP〜予約画面までの全画面・機能がモバイルで快適に動作する動線を設計し、スマホ予約の離脱を防ぎましょう。
33. ページ表示速度の改善
Googleの調査では、モバイルでローディングに3秒以上かかると53%のユーザーが離脱するとされています。(調査報告はこちら)ページ表示速度が早い予約システムを使用する他、画像圧縮・CDN(コンテンツ配信ネットワーク)などを導入して3秒以内の読み込みを実現し、離脱率を低減しましょう。
34. 予約ボタンのファーストビュー固定配置 ★おすすめ!
公式HPのファーストビューで表示され、その後も常に見える位置に「予約する」ボタンを設置しましょう。公式サイトに固定・追従する予約ボタンを設置した施設は直販予約が入る確率が1.9倍になるという調査結果もあります。ヘッダー・フッターのどちらか・あるいは両方に配置するのもおすすめです。(詳しくはこちら)
35. 予約フロー最短化(入力項目の削減・ユーザー視点での検討)
チェックイン日・人数・部屋・プランなど、入力するのが最低限の情報で済むように予約フォームを簡素化しましょう。ステップ数については「ステップが少ないほど良い」「スモールステップに分解したほうが体感時間は短い」など異なる主張があります。自分自身が予約者として使いやすいかの観点で選ぶことも大切です。(詳しくはこちら)
36. 高品質な写真・動画の掲載
写真や動画は、魅力とスペックの両方を伝えるのが大切です。お部屋の写真に広角レンズが使われることは多いですが、機能は伝わっても部屋の魅力が伝わりづらくなります。逆に暗すぎる写真は雰囲気は良くても何の設備があるのか伝わらなくなってしまいます。
客室・料理・外観などの写真や動画は可能な限りプロに頼みましょう。難しい場合は同じカメラ機材・編集ソフトに統一すると統一感が出ます。(詳しくはこちら)またお客様は必ず使うベッド・水回りの写真を気にします。しっかりと撮影し、清潔感をアピールしましょう。
37. コンセプト・世界観・メッセージの明確化
「なぜこの宿を選ぶ価値があるのか」を一言で伝えるキャッチコピーを言語化しましょう。ホテルがあふれる時代、そこに泊まる理由がないとお客様は選んでくれません。その際、お客様に実際に言われた口コミや評価の表現をうまく使うと心に刺さりやすくなります。(詳しくはこちら)
また、世界観を大切にする宿は、公式サイトと予約ページで世界観が一貫しているかも確認しましょう。ブランドイメージの統一が直販転換率に影響します。
38. 検討するための詳細情報の掲載
OTAは自由記述欄が少なく、書ける情報は限られています。間取り図・アメニティ一覧・備品リスト・時間帯別の写真など、比較検討に役立つ情報を充実させましょう。また、ゲストとのミスマッチを防ぎ、期待値調整することも重要です。よくある質問や注意点、こんな人には気に入っていただけるがこんな人には不向き、など丁寧に記載することで、マッチするお客様と出会いやすくなります。問い合わせ窓口を設置して個別の疑問を予約前に解消することも有効です。
39. 「公式サイト限定特典」の視覚的訴求
多くのお客様はどのサイトから予約するのが一番良いかもシビアに見ています。ベストレートや予約特典など、「OTAより公式サイトがお得」な理由を記載し、可能ならバナーやポップアップで目立たせましょう。特典の内容は#56(公式サイト限定特典)と組み合わせて設計すると良いでしょう。
40. 多言語対応(英語・繁体字・簡体字等)
インバウンド向けに公式サイトを多言語化し、海外からの直接予約を獲得しましょう。ただし、ブラウザの海外言語設定で自動翻訳される場合もあります。またニュアンスや正確さを大切にする場合は翻訳を事前に確認したり、自分で翻訳したりすることも重要です。
41. 多通貨・海外カード決済対応
Visa/Mastercard・PayPal・Alipayなどに対応することで、外国人旅行者の決済ハードルを下げることができます。
42. チャットボット・AIチャットの導入
24時間対応のチャットで「不明点解消→空室確認→予約」の流れをリアルタイムでサポートするサービスも増えてきています。必要に応じて導入を検討しましょう
43. ランディングページ(LP)の作成
公式HPだけでなく、記念日・ワーケーション・女子旅など目的別の専用LPを作成することも有効です。#57(目的別パッケージプラン)と組み合わせると相乗効果が高いです。(詳しくはこちら)
44. アクセス解析(GA4)の設定・活用
Google Analyticsなどを活用することで、ユーザーの行動データをもとに「どのページで離脱しているか」を特定し、改善することができます。こちらは特に継続的な取り組みが重要です。「予約率・ADR・稼働率・前年比」の4指標を月次で見直すことが推奨されます。(詳しくはこちら)
45. テスト予約によるUX検証
システム導入後・サイト改修後は必ず自施設でテスト予約を実施し、ゲスト目線で予約フローを確認しましょう。確認項目は「スマホ表示と操作性」「写真・説明文の適切さ」「予約に必要十分な情報が載っているか」「通知メールの内容とタイミング」「キャンセル操作と通知」などです。(詳しくはこちら)
46. LINE公式アカウントの友だち獲得
QRコードをフロントやOTAのサンクスページに配置し、LINE登録を促進してお客様との接点を作りましょう。獲得した友だちへのプラン配信は#59(LINEシークレットプラン配信)と連携して運用もできます。
▼世界観の表現例(予約サイトはこちら)

CHILLNNでは1スクリーン1タスクのUIを採用しており、スマートフォンに最適化されています。またページ読み込み速度が速いのが特徴です(2026年当社調べ・デザインによって異なります)。
また、自由記述や画像挿入欄が大きく、宿の思いや注意事項などを雑誌をつくるように思いのままに書いていただけます。
日本語・英語の2か国語に対応しているほか、LPの利用も可能です。また、LINEアイコンも予約ページに表示できます。
予約システムの選択
47. 自施設に合った自社予約エンジンの選択 ★おすすめ!
操作性・UI・価格など、自施設に合った自社予約システムを選びましょう。選定時は「自分がユーザー視点で使いたいか・使いやすいかを確認する」「自分の理想の売り方が実現できるかを確認する」「同タイプ・規模の施設の導入事例を確認する」などが重要です。一見多機能にみえても使いづらい可能性もあります。システム担当者への相談や無料試用期間などを使って見極めましょう。
▼事例記事を掲載しています(詳しくはこちら)

CHILLNNでは2週間のトライアル期間があるため、実際に触ってみて判断できます。(トライアルはこちらから)
価格戦略(レベニューマネジメント)
「近隣施設よりこの施設で予約したほうがお得」「OTAより公式サイトで予約したほうがお得」と感じさせる施策です。価格だけでなく体験価値の差別化も含みます。
48. ベストレート保証(公式最安値保証)
公式サイトが常にOTAより安いことをルール化し、トップページやgoogle無料予約リンクで明示しましょう。ただし、OTAによっては思わぬ割引により自社サイトより安くなることもあるため難しいこともあります。
ベストレートと直販数との相関倍率は1.2倍とそこまで高くはなく、「価格より体験価値を伝えるほうが効果が高い」という説もあります(詳しくはこちら)。SNSから直接予約したくなるファン作りや、#57のような価格以外の特典と組み合わせることが大切です。
49. 会員限定価格の設定
無料会員登録者にOTAより5〜10%安い価格を提供し、登録→直接予約を促しましょう。会員価格を使用する場合、比較時点で会員価格が見えることが必要です。
50. レベニューマネジメント
需要・競合在庫・イベント情報を参照してこまめに価格を最適化しましょう。簡単ではありませんが、稼働率と販売価格の最大化(RevPAR)のためには非常に重要です。
51. 早期割引プラン
60〜90日前等の予約に対して割引を提供することで、早期在庫確保と売上予測の安定に役立ちます。
52. 連泊割引プラン
2泊以上の宿泊に割引を適用する施策です。客単価向上と稼働率改善を同時に実現することができます。
53. 閑散期限定プラン ★おすすめ!
需要が落ちる平日・オフシーズンに特別価格・特典付きプランを設定して稼働率を底上げしましょう。アイデア次第で魅力的なプランを作ることもできます。(参考事例はこちら)
54. 直前割引プラン
チェックイン3〜7日前の空室を、公式サイト限定で販売する施策です。
55. キャンセルポリシーの柔軟化
予約から一定期間内は無料キャンセルを認め、OTAと比べて予約しやすくしましょう。
CHILLNNでは早期割・連泊割・直前割を含めさまざまな販売ルールを設けることができます。つくりたいプランを柔軟に販売することが可能です。(詳しくはこちら)
公式限定プランや特典の充実
56. 公式サイト限定特典(非価格優遇) ★おすすめ!
ウェルカムドリンク・レイトチェックアウト・アメニティ追加など価格以外の特典を提供しましょう。#39(視覚的訴求)と組み合わせて「なぜ公式サイトで予約すべきか」をサイト全体で一貫して伝えることが重要です。
57. 目的別パッケージプラン
記念日・ワーケーション・女子旅・家族旅行など属性・シーン別のカスタムプランを公式サイト限定で販売しましょう。アニバーサリープランのように一般的なプランでも、自施設なりのちょっとした工夫で「ここに泊まりたい」という気持ちを引き出すことができます。(詳細はこちら)
58. 法人・福利厚生プランの設定
出張・合宿・チームリトリート向けに公式サイト専用の法人割引や貸切プランを用意しましょう。先にこのプランを整備したうえで#29(法人・企業への直接営業)に臨むと、提案が具体的になり採用されやすくなります。
59. シークレットプラン(SNS・リピーター限定公開)
公式SNSのフォロワーやLINEの友だち、リピーターだけがアクセスできる非公開プランを構築しましょう。「限定感」と「特別扱い」がリピーター獲得と口コミ拡散を促進します。
60. 宿泊ギフト券の販売
宿泊体験をプレゼントできるギフト券を公式サイトで販売しましょう。誕生日・記念日・お中元・お歳暮などのプレゼント需要を取り込み、新規のお客様との接点をつくりつつキャッシュフローも改善できます。(詳細はこちら)
61. お得な前払い宿泊券の販売
閑散期対策として、お得に購入できる宿泊券の販売もおすすめです。お得に泊まりたいリピーター層の心を掴みながら、閑散期のキャッシュフローを改善できます。(詳しくはこちら)
▼作成プラン例

CHILLNNではさまざまなプランを販売しやすい柔軟性があるほか、シークレットプランや宿泊券の販売も可能です。また、部屋ごとの予約と一棟貸切のプランを併用販売もできます(詳しくはこちら)。
フェーズ3. 宿泊満足度UP
チェックイン前から宿泊中・宿泊後にかけて、ゲストの期待値を正確に調整し、質の高い体験を提供することで満足度を最大化するフェーズです。高い宿泊満足度は口コミの自発的な投稿につながり、リピーター化・新規認知拡大の両方に寄与します。
期待値調整
62. 事前質問の活用 ★おすすめ!
公式サイトでの「注意事項」や「向いている人・向いていない人」の情報に加え、事前質問を入れるのがおすすめです。「歴史ある建物なので一部設備が古い」「自然の中なので虫が出ることがある」など、施設のこだわりと限界を丁寧に説明し、「確認しました」のチェックボックスにチェックを入れてもらうことで、ギャップによるネガティブレビューを防ぎましょう。(詳しくはこちら)
CHILLNNでは自由度の高い事前質問があり、チェックイン時間から規約への同意まで幅広くご活用いただけます。(詳しくはこちら)
質の高い体験
63. 事前ウェルカムメールの自動送付
予約確認・チェックイン前日のメール案内で不安を解消し、体験満足度を高めましょう。内容は単なる確認情報にとどまらず、近隣の飲食店紹介や過ごし方の提案を盛り込むことで宿泊満足度を高めることができます。(詳しくはこちら)
64. チェックイン体験の標準化
リピーターに一貫したブランド体験を提供するために、チェックイン説明をGoogleスライド化しiPadで案内するなど「誰が立っても同じトーン・同じ品質」を実現しましょう。属人性を排除した仕組み化により、スタッフが替わっても安定したゲスト体験を提供できます。(詳しくはこちら)
65. UGC促進スポットの設置 ★おすすめ!
施設内に写真映えする装飾や空間を配置し、ゲストが自発的に撮影・SNS投稿したくなる環境をつくりましょう。体験満足度を上げるだけでなく、UGC(ユーザー生成コンテンツ)は宣伝費ゼロの口コミ拡散として機能し、フェーズ1の新規認知獲得にも直結します。(詳しくはこちら)
CHILLNNでは、事前・事後メールもカスタマイズ送信できます。(詳しくはこちら)
フェーズ4. リピーター育成
一度来てくれたゲストに「また来たい」「次も公式サイトで予約したい」と思ってもらう施策です。OTAを経由した既存のお客様を自社顧客に転換するフェーズでもあります。
お客様接点の維持
66. ステップメール
宿泊翌日・1週間後・1カ月後と段階的に、感謝・情報・オファーを配信しましょう。許諾を得たお客様には年末挨拶を配信するなど、一度きりでなく継続的な関係構築を意図した設計にすると良いでしょう。
67. セグメント別メール・LINE配信
宿泊目的・家族構成・宿泊回数などに基づき、最適化されたコンテンツをパーソナライズ配信する施策です。例えば、誕生日・記念日で宿泊したお客様を把握し、次の年に専用プランのDM/メールを事前配信するなどが考えられます。
68. メールニュースレターの定期配信
季節の情報・スタッフのコラム・おすすめプランを月1〜2回配信し、宿のファンを育てることも有効です。
▼ステップメールの事例(詳しくはこちら)

CHILLNNでは希望顧客へのメルマガ送付リストをエクスポートできるので、ニュースレターを送付することも可能です。
リピーター限定の特典
69. チェックアウト時の次回予約特典提案
フロントで次回予約時のクーポンなどを案内する施策です。
70. VIP・常連制度の設定
年間宿泊数に応じてステータスを付与し、上位の会員には特別な部屋・体験・サービスを提供するのもおすすめです。
71. お久しぶりのお客様の再活性化
1年以上来館していないお客様に「お久しぶり特典」などを送り、再来訪を促しましょう。
口コミ返信
72. Googleレビュー依頼の2段階実施 ★おすすめ!
チェックアウト時にフロントスタッフがQRコードを手渡しで直接依頼し、翌日のサンクスメールにもGoogleレビューリンクを埋め込む2段階の仕組みをつくりましょう。
調査データによると、Googleマップの口コミが100件以上の施設は直販予約数が2.4倍になることが確認されています(詳細はこちら)。口コミ数の積み上げは中長期の資産として機能するため、早期から取り組むと良いでしょう。
73. Googleレビューへの全件個別返信
すべてのレビューに施設名・具体的なお礼を入れて24時間以内に返信し、信頼性を示しましょう。定型文ではなく個別対応が信頼度向上に効果的ですが、生成AIによる敲き文の生成も有効です(詳細はこちら)
74. ネガティブレビュー対応マニュアルの整備
クレームは対応次第ではお客様の評価を上げることにもつながります。返信テンプレートと社内エスカレーションフローをマニュアル化しましょう。NGな施策(キーワード詰め込み・虚偽情報・口コミへの報酬設定)はGoogleガイドライン違反となりアカウント停止リスクがあるため避けるよう注意してください。(詳細はこちら)
75. 口コミ数増加キャンペーン
投稿者に館内ドリンク無料・次回割引などのインセンティブを付与して口コミ数を増やす施策が有効です。ただし口コミ投稿への金銭的報酬はGoogleガイドライン違反のため、宿泊体験の質を高める形のインセンティブにとどめることが必要です。(詳細はこちら)
CRM・お客様情報の蓄積
76. 会員制度・ポイントプログラムの構築
宿泊時に会員化を案内・初回ポイントを付与し、次回予約をOTAではなく公式サイトへ誘導しましょう。
77. CRM/MAツールの導入
宿泊履歴・行動データを一元管理し、適切なタイミングで自動的にアプローチする仕組みをつくる施策です。
▼CHILLNNのお客様判別機能の例(くわしくはこちら)

CHILLNNではリピーターや前回のメモ内容が記録されるリピーター判別機能がございます。
OTA脱却の成功事例
段階的なOTA脱却は実現可能です。ある施設(熱海・5室スモールホテル)では以下のような推移で直販率100%を達成しています。
▼セミナー内容はこちら

2024年10月:直販率38%
2025年4月:直販率66%(半年で1.7倍)
2026年1月:直販率100%達成
OTA廃止月(8月)でも目標達成率104.9%、単月最高で前年比175.54%を記録
Googleマップ評価:4.1→4.4へ改善(ミスマッチゲストが減少したため)
「直販施策に特別な設備は不要。自分たちにしかない価値を丁寧に届けることが成功の鍵」と成功施設は語ります。
まとめ
フェーズ0の土台と4つのフェーズを確実に改善すれば自社予約の比率は徐々に上がっていくはずです。冒頭の診断リストでチェックのついたフェーズから着手するのが最も効率的です。一つ改善するだけでも、次の課題が見えてきます。ぜひやりやすそうなものから試してみてください。
CHILLNNでできること・機能まとめ
フェーズ1. 認知の拡大
Instagramからの効果的な予約導線設計
Google無料予約リンクの設定
AIの可読性を高める構造化データの実装
フェーズ2. 予約率UP
1スクリーン1タスクのUIを採用し、スマートフォンに最適化
ページ読み込み速度が速い(2026年当社調べ・デザインによって異なります)
自由記述や画像挿入欄が大きく、宿の思いや注意事項などを雑誌をつくるように思いのままに書いていただける
日本語・英語の2か国語に対応
LPの利用が可能
LINEをはじめ各種SNSアイコンを予約ページに表示可能
2週間の無料トライアル期間あり
フェーズ3. 宿泊満足度UP
自由度の高い事前質問
事前・事後メールのカスタマイズ送信
柔軟な販売
フェーズ4. リピーター育成
希望顧客へのメルマガ送付リストをエクスポート
リピーター判別機能
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